黒のライダーの次回予告【Fate/Apocrypha】2〜8話【随時更新】

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どうも、ヒフミです。
みなさん、アポクリファ見てますか?
ちゃんと次回予告まで見ていますか?
予告も楽しいアニメですからね! チェックしないと損ですよ!


あ、でもNetflixだけ見てる人は次回予告見れないらしいね。

次回予告あることさえ知らなかったりして。

 

 

ドンマイ! お疲れ!



そうじゃなくて。

っていうか途中まで僕も知りませんでs

 

そんなもったいないをなくすために!

小生、次回予告を書き起こしました。

褒めるが良い。

 

さて、前置きは短い方がヨヨイノヨイってことで
早速拙速行ってみよう!

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次回予告第2話

youtu.be

黒のライダーの次回予告ぅ!

やっほー、みんな! 元気してた?

僕の名前はアス・・・・・・おおっと! まだ秘密だったぜ!

え? 何?

どうせ次でバレるんだろうって、冷めた見方をしているアナタ!

大正解!

次で大体バレるよ☆

というわけで、次回。

ゴルド。僕が左斜め前にいる、イカしたセイバーの背中をつっついたら、どんな顔するだろう?

お楽しみに!

※生前の伝説通り、ジークフリートは背中が唯一の弱点。

ちなみに僕の背中をつっつくと、一瞬ビクッとします。

 

 

次回予告第3話

youtu.be

はい、真名解放じゃじゃーん!

ア〜、アストルフォ〜!

アストルフォを〜!

よろしくお願いしまーす!(選挙演説調)

そんなこんなで次回!

理性は蒸発しているけど、羞恥心は残っているから、全裸で街を歩いたりはしない!

それはローランの担当です♡

エロスもあるよ? タナトスもあるよ?!

エロスは誰ニケさん、タナトスは人造人間の提供かな?

※エロスは性・自己保存を含む生の本能。タナトスは自己破壊的な死の本能。
※ローランについてはこちらを参照。

www.1-zon.com

 

 

次回予告第4話

youtu.be

えぇ? シャルってどんな王様だったって?

バカだよ? どこつっついても完全なバカだよ?

でも、気持ちのいいバカだ。

いやぁー! バカといえば、あいつもすっごい、バカだよ!

うん! でも僕は、そういうバカが好きで好きで大好きなんだ!

ってなわけで、次回!

バァ〜ル〜ム〜ン〜クーッ!!!

※バルムンク(Balmung)は、『ニーベルンゲンの歌』に登場するジークフリートの愛剣。北欧神話のグラム、『ニーベルングの指輪』のノートゥングに相当する。

 

同感! ぶっ飛んだバカは見ていて清々しい。

ついでに言うと、

そんなバカが好きなバカも、

バカが好きなバカが好きなバカも、

バカが好きなバカが好きなバカが好きなバカも好き。

 

次回予告第5話

youtu.be

5話。ついに聖杯大戦も決着するのであった。

え?! マジでか?!

うさんくさい神父が、なんかそう言ってた?

そりゃー仕方ないなァ!

それで残り20話くらいどーすんの?

ルーマニア系ラブコメアニメに切り替える?

じゃあ僕が空から落ちてくるヒロイン!

ジャンヌは引っ込み思案な幼馴染で、よろしく!

ルーマニア系ラブコメ、OVAに期待します。

  

ルーマニア、遥かなる中世へ (KanKanTrip) (Kan Kan Trip)

ルーマニア、遥かなる中世へ (KanKanTrip) (Kan Kan Trip)

 

次回予告第6話

youtu.be

時代はサメだと思うんだ、ボク。

だからアポクリファでも!

サメ出そうよ! サメ!

ルーマニアにだって、サメくらいいるでしょ?

いない?

大丈夫、大丈夫!

サメなんて、竜巻ができれば自然に生えてくるって!

あ、これ一応、6話の予告だよ?

サメ? 竜巻?

B級映画『シャークネード』のこと言ってんの? わからねえ!

filmaga.filmarks.com

 

8月9日追記:

どうやら8月10日にニコ生でシャークネードシリーズ一挙放送するらしい。

つっても本編とサメの関連性が見当たらないんですけど!

バトルシーンが似てるってこと? わからん。

live.nicovideo.jp

 

次回予告第7話

youtu.be

時代はコラボだよ、君ィ!

というわけで、ボクたちも何かとコラボした〜い!

アイドルとかになって歌いた〜い!

ん? ボクは音痴じゃないかって?

ッハハ、まっさかあ!

いいかい? よく聞いておくれ!

ボーエーーー!

次回予告になってんだかわからない次回予告にはもう慣れた。

ので、それはさておき。

 

関係者各位!

是非ともアイドルグループ結成の件について前向きに検討してもらいたい!!!

アストルフォのあんな声やこんな声を、もっと、聞かせてほしい。

音痴だろうが何だろうが関係ない。

歌の上手い下手ではなく、聞く人の魂を震わせるか、それが問題なんだ。

 

僕は震えたよ。

アストルフォの「ボーエーーー!」は僕の胸の真ん中に、しっかりと届いた。

だからわかるんだ。アストルフォの歌声は、きっと多くの人を魅了する。

 

想像してごらん。

アイドルになって、猫耳つけてフリフリの衣装を着たアストルフォの姿を。

武道館を埋め尽くすおびただしい数のファンを。

 

「キャーーー! ステキーーー!!!」

「アストルフォ様ーーーーー!!!!!!」

「カッコいいーーーー!!!」

「カワイイーーーー!!!」

「抱いてーーーー!!!」

「抱かせてーーー!!!」

「愛してるゥーーーー!!!」

 

叫喚の嵐が吹き荒れること請け合い。

それが、アトラクション・オブ・アストルフォなのだ。

 

第8話

youtu.be

次回8話は!

ランサーとランサーが殴り合ったり、アーチャーとライダーが殴り合ったりする、お話だ。

殴り合ってばっかりだなァーもう。

Love & Peaceはどこに行った〜?

よーし!

こんなこともあろうかと、あらかじめぬか漬けにしておいたスパくん爆弾で何もかも更地にするぞォ〜!

私的脳内会議

「今回の予告にも映りましたね」

「安定の可愛さ」

「まったく」

「スロー再生不可避」

「死に物狂いでキュンとくる」

「いやしかし彼は」

「おい」

「それは禁句だ」

「だがどう考えたって結局のところ・・・・・・」

「はっ! またお前までトラップだの何だの言い出すのか」

「聞き飽きた」「まったく」

「我々はジェンダーに関して議論するために集められたわけではない」

「その通り!」「セクシストめ!」

「静粛に。では今一度問おうじゃないか。我々は次回予告を見てどう感じたんだ? 率直に頼む」

「あれは太陽だ」

「または冬の星空」

「虹のように美しい」

「果てしなく広がる可愛さ」

「スパくん爆弾って何のネタ?」

「私はアストルフォにぬか漬けにされたい」「まったく」

「愛」

 

 

まとめという名の所感

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  • やっぱり可愛いアストルフォ
  • 「次回予告が面白いアニメは良作」の法則
  • このアニメのせいで僕の理性の6割くらいは月にブッ飛んでった

言葉を手放すとき

空。

 

 

白。

なごり。

 

言葉を手放して

橙の夕やけ。ここからいなくなる。

 

空。

たなびく糸。千千に線が。

海のごとくに日々たち笑う。魚。

 

円錐曲線の群れは時々刻々と形を変え

時計の針が進まぬよう四肢を使って抑える少女

 

たれかのさよならが星の間を縫って飛ぶ

光。

遠くから波の音。

 

もう奇跡はいらないから。

愛してるなんてどうでもいい。

君のことを知りたいだけ。

有閑。

 

星と共に巡る夜。

あの明かり

今、少し寂しそうに

笑ったみたい

 

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飲み会地獄で絶望した僕、RAPする俺、それから私

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「良かった! まだ生きてたんだね!」とからかい半分でよく言われる。

うるせえ。

顔が暗いからって自殺願望を抱いているとは限らねえんだよ。知ったようなこと言うなバカ。親しくないのに親しそうに接するな。上辺の笑顔をこっち向けるな、不愉快だドアホ!

そう言って、そいつの顔面に糸ようじを投げつける。心の中で。

「いや、そりゃ生きてるって、勝手に殺さないでよ! ハハッ」

うまい返し方が出てこなくて、僕の内側は潰れたトマトみたいになる。

 

同期との飲み会はやっぱり苦手だ。

互いに大して親しくなっていないのに親しいフリをするのはストレスだ。礼儀が大事なのはわかるけどやや息苦しい。

 

一人が軽い下ネタを口にした。すると、あるイケメン野郎がやんわりとやめるように言う。女性陣もいるから、とか何とか言って。こういう気の遣い方ダルいなぁ。

 

しばらく楽しんで(楽しそうな表情を顔に貼り付けて)いると、同期の中で一番空気が読めるさっきのイケすかないメンがマイクを手に取った。

曲は最近流行った、漢字一文字の曲名のアレ。何人かはPVの振り付けまで覚えているらしく、盛り上がった彼らは曲に合わせて踊り出した。うんうん楽しい楽しい。

場の空気をブチ壊したりしないよう細心の注意を払いつつ、俺も体を左右に揺らしてノッている感を演出した。気を抜くと死にそうになる顔を、必死に釣り上げて笑顔にしながら。

 

4曲目くらいでじゃあ次誰が歌うんだって話になった。

したら、空気読めなさそうな若干ヲタ入ってるやつにマイクが渡った。そいつもべつに満更でもない様子で立ち上がる。

アカン。これは不穏な雰囲気になるぞ・・・・・・と5分後の未来を予想して俺は目を輝かせた。

予定調和の破壊!

 

 

期待通り、彼は物怖じせずに歌った。正直言って、あまり上手くはない。でも、上手い下手とかじゃない、彼は歌っているときとても気持ち良さそうな表情をしていた。

彼はその瞬間、その場にいたメンバーの中で誰よりも自由な存在だった。

そのまま羽ばたいてこのつまらない世界から飛んでいってしまえ。

その自己満足で、この空間に風穴をあけてくれ。

僕の無機質な心にも、いつしかそんな感情が生まれていた。

 

だが、そんな束の間の平穏はイケ男の心ない一言によって突如終わりを告げる。

「何だそれ、全然ヘタクソじゃん」

やつの口からぼそっと出たその一言はまっすぐに飛んでいってKYヲタのハートを完膚なきまでに破壊した。砕け散った心のガラスの欠片たちがミラーボールに照らされて、残酷なほど美しい光景。

KYは途中で歌うのをやめた。

「そんな言われたらもう無理」とかなんとか言って急にゲフンゲホ、ゲホッ、オエってむせ始めた。おいおいおい。

僕はそんな彼の心情を察して可哀想に思った

 

 

 

 

りはこれっぽっちもしなかったが(するわけがない)、

一方で「きちんとする」ことへの要求がここまで強いのかと、イケ男のストイックさにドン引きした。

 

女の子たちの前だからって気合入れてんのか?

清潔感の奴隷みてえな人生送って楽しいか、お前?

みんながみんなテメエみてえな八方美人決められるわけじゃねえし、それを強要されるのも息苦しいしそんな圧力かけられる筋合いもねえわバーカ!って思った。

 

んで、気付いたらマイク持ってた。

誰がって?

俺が。

日陰者で暗い顔したカースト底辺のこの俺が。

なぜか右手にマイクを握ってやがった。

画面を見ると『合法的トビ方ノススメ』の文字。

やばい。

そう思った瞬間、自分の口から言葉が爆ぜ飛び出した。

 

Yo! 溜めに溜めたフラストレーション

パッと開放するマスターベーション

どうしたの

皆さんファーストデート

みたいに緊張しているマスカレード

ポーカーフェイスの裏側でも

いけない欲望 渦巻いてそう

パンクしそうなら ぶちまけろ

気持ち良い事しよう

One Shot!

 

もうね、みんなポカーンって顔してた。っていうかむしろ僕がしたかった。

そりゃそうだ、だって俺自分の守ってきたキャラ全無視して「調教済みのブタ共は声あげろ」とか歌ってんだもん。

何様だって言われるかもしれないけど、そのときは関係なかった。かましてやった。

歌い終わったあと、スマホ取り出して「あっ、ちょっと急用できたから出るわ。お疲れ!」つって即帰った。

 

で、翌日の休日。

ずっと窮屈な頭の中を渦巻いていた陰毛みたいなもやもやを取り除きたくて、

歌だけじゃまだ足りなくて、

でもこの気持ちをどうやって表現したらいいのかわからないまま模索し続けた結果出てきたのがこの「絶望」でした。

 

suzuri.jp

 

そして、「希望」。

suzuri.jp

 

ついでにこんなマグカップまで。

suzuri.jp

 

まあ、こういう形の自己主張とか感情表現って、臭いしダサいとは思うんだけどさ、

これ着て街中歩いてる変態見かけたら面白いと思うんだ。

facebookとかinstagramで、「絶望」って書かれたTシャツ着て笑顔でピースしてるやつを見れたら僕は満足だよ。

反対に救いようのないほど根暗な人間が「希望」って書かれたTシャツ着てるの見ても楽しいし。

不本意ながら、私はそういうところに幸いを感じるやつなのです。

さらに告白すれば、Yシャツの下にこのようなTシャツを着ていくという企みを密かに夢想してはわくわくする。

 

こんにちは、僕俺私。これからもよろしく。

 

 

 

 

 

 

 

はぁ、それにしてもおっぱい揉みたい。

死を目指せ

心に届かないことがあまりに多い。

僕の目は遠く遠く離れていく。

無限遠方に待っているのは、死だ。

静かに水を飲む音がする。

鍾乳石の掘削を監督する。

胸に響かないものがこんなにたくさん。

なんでもないという虚無に唱える念仏のレクイエム。

視線はいつも死に向かっている。

視線はいつも死に向かっている。 

死に向かう過程を生と呼ぶ。

生と呼ぼう。

生を叫ぼう。

Say!

死に向かう〜過程を〜

生と呼ぶ、昆布。

ナナナナ〜

ナナナナ〜

ナナナナバンダナ

いきなり出てきてゴーメーン!

まことにすいまメーン!

 

「なんだコイツ〜!」

 

ラップで、詩をつくろうよ〜。

 

「ラップで詩?」

 

ラップで〜詩作り〜

お母さん子作り

子作り〜おにぎり〜

お父さん投げやり

投げやり〜思いやり〜

おばあちゃんコチュジャン

コチュジャン〜革ジャン〜

おじいちゃんイ・ビョンホン

Hey! 

 

いつも心にアストルフォ【Fate/Apocrypha】【シャルルマーニュ伝説】

アストルフォが好きだ。

僕はアストルフォが大好きだ。

Fateシリーズに登場するキャラの中でもぶっちぎりダントツに親愛している。

というわけで今回はアストルフォについて語ります。

 

アストルフォって?

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  • Fate/Apocryphaに登場する黒の陣営のサーヴァント
  • クラス:ライダー
  • マスター:セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア
  • 性格:純真無垢、天真爛漫、明朗快活、享楽主義
  • 身長/体重:164cm/56kg
  • スリーサイズ:B71/W59/H73
  • 容姿:ピンク髪に三つ編みリボンの美少女騎士
  • 性別:???(男)

 

アストルフォの原典『シャルルマーニュ伝説』

シャルルマーニュ伝説 中世の騎士ロマンス (講談社学術文庫)

『シャルルマーニュ伝説』とは、8世紀から9世紀初頭に活躍したフランスの王シャルルマーニュとその配下たる騎士たちを題材にした英雄譚。

シャルルマーニュ

フランク王国カロリング朝の国王(在位[768~814])。 ドイツ語で言うとカール大帝。

版図を大幅に拡大し、ゲルマン諸部族を統合。教皇より西ローマ皇帝の帝冠を授かる。

中央集権を目指して法制を整備。学者を保護し、学芸を振興してカロリング-ルネサンスの現出に貢献した。

この時代、キリスト教よりイスラム教が勢力を拡大しつつあった。したがってシャルル王の敵は未開部族として描かれるサラセン人。

「サラセン」は661年にアラビア半島に興ったイスラム帝国の通称で、イスラム教徒のことも意味するのね。

まあ、物語の中ではサラセン人だけでなくなぜか支那人やギリシア人や怪物とも戦ったりするんだけど。

 

古い作品と後世のパロディ作品

この物語は書かれた時代によって二つの作品群に分けられる。

11世紀後期〜12世紀初期

武勲詩(chansons de geste)。フランス文学黎明期に現れた叙事詩であり、初期の武勲詩はほとんどすべて作者不詳。代表的なものとして『王のジェスト』があり、この中には最初に書き留められた武勲詩『ローランの歌』も含まれる。 

ロランの歌 (岩波文庫 赤 501-1)

ロランの歌 (岩波文庫 赤 501-1)

 

 

15〜16世紀
  • 『モルガンテ』:ルイジ・プルチ著。邦訳なし。『ローランの歌』と重なる部分が多いがこちらはシリアス展開だけでなくギャグもある。
  • 『恋するオルランド』:マッテーオ・マリーア・ボイアルド著。未完。邦訳なし。
  • 『狂えるオルランド』:ルドヴィーコ・アリオスト著。脇功訳、名古屋大学出版会の邦訳版がある。

の三大長編叙事詩。この三作はほとんど史実に基づいていない冒険ファンタジーラブコメだったりする。

狂えるオルランド

狂えるオルランド

  • 作者: ルドヴィコアリオスト,Ludovico Ariosto,脇功
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 2001/08
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オルランド(=ローラン)

ローランはシャルルマーニュ王の十二勇将パラディンの一人。武勇に優れ、信頼も厚く、中世ヨーロッパで人気のある伝説の騎士。「オルランド」は「ローラン」のイタリア語圏での呼び方。作者がイタリアの詩人だからね。 

『狂えるオルランド』では常軌を逸した戦闘能力で海魔オルクを圧倒し退治する。

東陽の美姫アンジェリカに恋をするとシャルルマーニュの帰還命令を無視して世界中を放浪しつつ彼女を求め続けた。しかしその想いが悲恋に終わると、彼は発狂し、全裸徘徊を始める。最終的にはアストルフォが月から持ち帰った理性を鼻から注入され、正気に戻る。 

裸で暴れ回る彼を止めるのは凄まじく困難だったそうで。

どんなに酷い失恋をしたとしても、せめてはっぱ一枚分の理性は残しておきたいものです。

 

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アストルフォのここがGOOD!

元気いっぱい

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とにかく明るいアストルフォ。アストがいるだけで場の空気が和らぐ。

他のマスターやサーヴァントが真剣に構えている中、アスト一人だけ遠足気分で参加してる感ある。

 

好奇心旺盛

目の前の相手に対していつでもオープンマインド。

味方のサーヴァントの真名が知りたいからってこんな目で迫ってくる。

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はぁーー・・・・・・参ったね。

 

 

女装

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あのスカートとガーターの隙間から覗く柔肌をぺちぺちぺちぺちやりたくなる。

それで「てりゃあ!」って実力行使してきたところをギュッとしたい。

三つ編みリボンも可憐です。

 

八重歯

いいよね、八重歯。あるとやんちゃな感じ出るアレ。

歯と肌の色を描き分けないと不自然と言う人もいるけれど、私はまあいいんじゃないのと思ってる。製作者の負担も減るだろうし。

とか言ってたら第4話で歯と肌が描き分けられてるコマ発見。 

わかりにくいけど!

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「トラップ・オブ・アルガリア!」 

宝具発動時は八重歯がむき出しになるんだろうか。 

 

へっぽこ 

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伝説でもそうなんだけどアストルフォって基本戦闘力はあまり高くないっつーかはっきり言って弱い

実力不足の癖して自意識過剰なボンボンだったから周りの騎士たちには時折冷めた目で見られていたそうな。

あえかなるかなアストルフォ

たとえ英霊としてはポンコツでも

君の輝きは決して色褪せることなく

僕の瞳に、より一層の光をそそぐ

――ヒフミ 心の詩

 

チート装備(原典)

  • 魔法の槍:古代中国スキタイの王子アルガリアが愛用した馬上槍。突いた相手を必ず馬から突き落とすという魔法がかけられている。ひょんなきっかけからアストルフォの手に渡ることに。
  • 魔法の攻略書:あらゆる魔法の秘密を記した知恵の書。善の魔女ロジェスティラから託された。かけられた魔法を破ることができる。
  • 魔法の角笛:その音色を聞く者を恐怖に陥れる角笛。これもロジェスティラから授かった。

やだっ・・・・・・アストったら、優遇されすぎ?

 

フラット

物や人に執着しなさそうな性格だよね。サバサバしてるっていうか。

目の前の相手と対等に接しようとする姿勢も好感が持てる。

むしろ好感しか持てない。

 

あざとい仕草

あのね、かわいさもここまで来ると犯罪ですよ。

見て下さい、これ。

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内股で。片足だけ少し上げて。

手首を少し傾げた状態で脇締めて。

人差し指立てて。腕伸ばしてさ。

完全に犯罪ですよこんなもん。やりたい放題か。

 

他にもあどけない表情とか

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手の持っていき方とか揺れる三つ編みとか

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サブリミナル的に挟んでくるウィンクとか

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目に余る犯行の数々!

 

こんなの見せられたらさ、

どこかの誰ニケさんみたく、アストのお腹を舌でぺろっちしたくなっても仕方ないよね?

うん、仕方ない!

 

ってなわけでアストルフォ。

早速だけどちょっとそこに横になって服を捲ってもらえるかな?

 

 

 

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(じとーっ・・・・・・)

 

 

・・・・・・・・・ダメ?

 

 

 

・・・・・・どうしても?

 

 

 

そっか。

じゃあ仕方ないな・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令呪を以て命ずる。服を脱げ、ライダー!

 

〜Fin〜

お笑いに人生を全振りした男『笑いのカイブツ』ツチヤタカユキ

笑いのカイブツ

 

評価:★★★★
この本は、笑いのカイブツの自叙伝です。

 

著者

本名、土屋祟之。1988年3月20日生まれ。大阪市出身。高卒。三組の芸人の構成作家、私小説連載を経て、現在に至る。人間関係不得意。

 

目次感想文

第1章 ケータイ大喜利レジェンドになるか死ぬか

 シド・ヴィシャスは21歳で死んだ。
 その刹那的な生き方に、ずっと憧れを抱いていた僕は、21歳で死ぬつもりで生きてきた。だから、やっと『ケータイ大喜利』に本気になろうと覚悟した時は、脳みその中の海を死に物狂いで泳いだ。
 高1のときから狂ったように投稿を始め、そのまま高校を卒業するまで、ケータイ大喜利に何百個もボケを送ったが、ついに一度も読まれることはなかった。

 

ツチヤタカユキがいかにして笑いのカイブツになっていったかの序章。
「普通の人」に理解されることを放棄して、ひたすら脇目も振らず全力疾走するツチヤタカユキの生き方はあまりに危うく、脆くて刹那的だ。

 


Sex Pistols - Holidays In The Sun

 

第2章 砂嵐のハガキ職人

 朝から3階のフードコートで3時間、ボケ出しをして、昼過ぎには変える。
 帰り道は、いつも脳が気だるい感覚で、もう一つもボケなんか考えられないような状態になる。
 大量にボケを出していたから、脳が枯れているような感覚だ。
 出力ができない状態になると、今度は入力の時間が始まる。
 小説や詩集は図書館。雑誌はコンビニで立ち読み。マンガを吸収したい時は、近所のブックオフで立ち読み。音楽はYoutubeかTSUTAYA。お笑いDVDもTSUTAYA。映画はスカパーで録画したものを、一気に消化する。バラエティー番組も同様。入力して、入力して、入力する。
 でもいくら入力しても、満たされることはない。
 僕の場合、そうやって吸収したものはすべて、笑いに変えて吐き出す。
 ただの笑いの変換装置になったみたいな感覚で生きていた。
 水や食い物よりも、笑いの摂取と排泄。それが、僕にとって生きているということだった。

 

東大生の受験勉強並みにストイック。

 

 どんな風に大学生活を過ごしているのかは、一目瞭然。親に大金を払わせて、遊んで生きている。そして、4年後には学歴を手に入れる。どんなフラついた生き方をしても、市民権がある。それでも、社会的には存在を認められている。
 そして、僕は気づく。この世界は、こいつらのために、ある世界なんだ。
 だから僕は生きるのがこんなにつらいんだ。
 そして、それは死ぬまで永遠に、続くような気がした。
 家に帰ってから、ボケを生産する。頭の血管なんか、切れてくれと願う。こんなつまらない世界から、僕はもう出て行きたいんだ。

 

ハガキ職人をしながらアルバイトで食いつなぐ日々。
「普通の人」のために作られたクソみたいな世界を呪いながら、ラジオに笑いを投下していく。それはどこかテロじみた行為のようにも思える。

 

 

第3章 原子爆弾の恋

 初めてアナタを見つけた日。
 僕が遺書を書いている間に、隣の席に誰かが座った。
 顔を上げると、金髪で、耳がちぎれそうなくらい大量に、ピアスを開けている女の子が、座っていた。

 

笑いのカイブツ×ピアスの女。
「普通」からズレている、尖っている。
そういうアウトサイダー同士が互いに惹かれ合っていく構図。グッと来る。

 

第4章 燃え盛る屍

ディレクターの懐に入りさえすればもらえる、誰にでもこなせるような仕事なんか、興味がなかった。誰かの懐に入るなんて、とてもうまくできる気がしなかった。
 仕事以前に、社会に順応すらできていない。そして、どうやら、この貧乏な暮らしが何年も続くらしい。
 なんのために生きる? 地位のために? 金のために?
 欲しかったのは、それじゃない。じゃあ、僕は何が欲しかった? 何が欲しくて、笑いに狂ってきた?
 欲しかったのは、自分のためだけの笑い声。ただそれだけだった。

 

 歯車の一つとなりて回るとき捨て行かれおり明日も神話も

 

第5章 堕落者落語

 これが僕か?
 あの頃、劇場で見た、芸人がお笑いをやめる時の、屍に変わる寸前の、あのすべてを諦めきった顔。鏡に映る僕の顔は、その時の顔をしていた。
 ここで終わるのか?
 仕方ないことなのか?
 低くくぐもった気味の悪い音が聞こえる。足元にシミができる。僕は気づくとよだれを垂らして唸っていた。頭の中でカイブツが悲痛な声をあげている。
 死ぬみたいな感じがした。
 お笑いをやめるって、死ぬみたいな感じがする。

 

ツチヤタカユキは、ネタを作る力だけじゃ仕事としてやっていけないという「社会の常識」と正面衝突する。いつだって猪突猛進に突き進むものだから反動も厳しい。このときばかりはさすがに自暴自棄に陥ってしまう。

社会って人間関係そのものだから、人間関係不得意にとってはそりゃ地獄みたいな世界に見えるだろう。
お笑いの仕事ってお客さんあって成立するもので。
演者がいて、ア、客がいる。
笑いの場を造り出すために、いろんな人たちが関わり合っている。
で、誰だって自分の職場の人とは仲良くやっていけたらいいと思ってる。
その「仲良く」っていうのは、挨拶をきちんとするとか、笑顔を向けるとか、当たり障りのない会話をするとか、そういう社会の常識に沿った基本的なコミュニケーションマナーに従うっていう意味なんですよね。だからそれができない人はどうしても関係の輪から外されやすい。
一方、人間関係不得意マンが唯一築ける「普通の人」との心地良い人間関係って、その笑いを隔てたつながりなわけですよ。それ以外の関係は壊滅してる。
つーわけで、カイブツはそりゃもう凄い勢いで周囲の人には疎外される。日常、笑いの文脈で会話するなんてことほとんどないだろうし・・・・・・。お笑い業界の中だって、そんなやつ真っ先にウザがられるだろうし。

社会ってめんどっちぃーね。 

 

第6章 死にたい夜を越えていく

 

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 ふとテレビを点けると、たまたま美しい外見に生まれただけの人間が、その顔に生まれていなければ、成立しないような、つまらないことばかり、ほざいていた。
 美しい外見にあぐらをかいた、あまりにも薄っぺらい、くだらない人間を、ありがたがって、祭り上げている世の中が、あまりにも、アホらしくてテレビの画面を睨みつけた。
 あの画面の中に、絶対に映し出されることのない、この感情。
 あの画面の中に、絶対に映し出されることのない、この絶望。
 そう思いながら、チャンネルを替えると、あの人が画面の真ん中に映った。
 テレビの中に、あの人が居た。死にたい夜を越え続けたあの人は、あの画面の中に到達した。
 死にたい夜にも、夜明けはやって来て、いつの日か、朝はやってくる。それを身をもって、証明してくれていた。
 あの人は、僕の光だった。
 その一筋の希望の光にしがみつき、死にたい夜を越えて行く。


ここで出てくる「あの人」って? 本の中では名前もコンビ名も出てこない。
でもツチヤタカユキを元から知っている人ならもちろんご存知だろう。実はテレビを見る人なら誰もが知ってるくらい有名なあの方。

番組司会、映画俳優、ラジオパーソナリティとしても活躍。
CMも出てるし、ラップもできる。
雑誌に寄稿したエッセイが人気で、文庫化したら大ヒットで、最近2作目も刊行したあのお笑い芸人と言えば・・・・・・?

そう、この人。

 

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若林正恭(38)

 

彼のほうれい線には、笑いの表現者としての挟持やら信念やら諦めやらが一緒くたに刻まれている。「イッちゃってる人が好きなんだよね」とラジオで公言するこの男だからこそ、笑いに狂った人間の最後の希望となり得るんだろう。

 

 

大喜利やってみた

バーガーショップの店員に「金返せ!」とクレーム。何があった?

包装開けたら、アンパンだった

  

夕日を見ると泣きたくなるのはなぜ?

きっと誰にも優しいから

 

こんな神さまは嫌だ

あの娘のスカートの中にいる

 

お金玉もみもみマンが『掴んで決して離さないもの』とは、なに?

希望

 

無人島に一つだけ、持っていくとしたら、なに?

付き合って3ヶ月目の彼女の、パンティ

 

 

まとめ

  • 労働者階級に自分至上主義は許されない。金持になろう!
  • 人間関係やっぱ大事!
  • 環境破壊の恋がしたい。 

 

笑いのカイブツ

笑いのカイブツ

 

文学のせいで生き方を間違えたあなたに『初心者のための文学』大塚 英志

初心者のための「文学」

評価:★★★★

この本は、文学に人生を蝕まれないようにするための保護具です。 

 

目次 

 

三行感想文

  • 作品を通じて発信される著者の主張を鵜呑みにしないよう気を付ける。
  • 文学が生まれた背景についての解説がわかりやすく、面白い。
  • やっぱ「ワクワクしたい」って欲求をいかに満たすかが人生の要諦だよなあ。

 

感想的雑記

本を読んでいるときって、その本の世界観における正しさに対して、読者としての僕は同調しやすくなってる気がする。一方で、自分の考える正しさを肯定してくれるような本に出逢うと、ついつい感情が浮ついてスキができるんだな。それにつけこんで他の怪しい主義主張までろくに検証せずに取り入れちゃったりすることがある。よくよく騙されないよう本は読まねばなるまい。「おい作者! 読者ナメてんじゃねえぞ、ア〜ン?!」っつーぐらいトンガったやつらの時代がまた来たら、きっと戦争みたいにワクワクできるんだろうな。「戦争ごっこ」は楽しい。

太宰や三島も退屈を持て余して死んだ

文字通り退屈は人を殺すのだ。女を囲っても酒に溺れても文学を創ってもそのうち必ず退屈はやって来る。そんなとき普通の人はぼーっとしてやり過ごせるんだがそれができないってやつもいる。

あいつは退屈することを恐怖していた。その不安に耐えかねて身を投げやがった。根性無しめ。甘ったれのはなったれめ。天才ってのは、なまじ退屈からの逃げ足が速いばかりに、退屈に捕まえられ慣れてない。だから、あとが大変なのかね。大人になってから罹る麻疹みたいなもんか。

 

ワクワク感と戦争の関係

ワクワクしながら生きていきたい。
それが叶わないから刺激を求める。
(それもだめなら、何も、いらない。)

 

結果的に戦争みたいな大きなイベントで盛り上がりたくなるのが人間なんだね。
(人が集まると碌なことにはならないと僕が考えるのはこういうことも理由の一つかも。)


生きる目的が見つからなくたって肉体は代謝していくけれど、心が先に死ぬのだろう。
自殺だって本人にとって「幸福の選択」には違いない。ただ、それでも別のルートがなかったものだろうかと思ってしまうのは、持ち前のもったいない精神からか。

人生は何物にも値しない。
だが人生に値する何物も存しない。
――アンドレ・マルロオ「征服者」

 

退屈は最強の敵

ひょっとしたら退屈は人類史上最強の敵やも知れん。
これに打ち勝つにはどうしたらいいんだろう?
そこがまさに知りたいのに。結局、答えは人それぞれってのが堪えるな〜。

 

演習問題

問1:人生において退屈のない日は存在しないことを証明せよ。
問2:{{私}, {社会}}の補集合を示せ。
問3:幸福の一般解を求めよ。

 

本の内容

文学に隠れてる「ひきこもり」「萌え」「禁忌」といった要素をオッカムの髭剃のような何かで解説する、学童保育では教えてくれない文学の読み方。正しく文学と出会い、正しく文学を読むための11の授業。

  • 三島や太宰が「こんな楽しい戦いはオラ初めてだ!! わくわくするぞっ!!」という気持ちで戦争を描こうとしたのは何故なのか?
  • 『箱男』は、“ひきこもり小説”であり、『伽椰子のために』は“萌え小説”である
  • やはり、大江(健三郎)は読んでおいたほうがいい

筆者独自の視点から戦後の代表的な文学が描き損ねたほんたうのしんぢつを説く十一の青空教室。村上春樹『海辺のフカフカ』の新しい読み方を案内する書き下ろしを未収録。「文学」を正しく読むための取扱注意書。

 

著者略歴(Wikiより)

生い立ちというのは物でも者でも何にでもあるもので、そこらへんを見知り、聞き知り、語り知ることによって、物語をより深く繊細に味わうことができると思うのです。ただ噛んで飲み込むだけではもったいない。舌を使おう。

 

大塚 英志(おおつか えいじ、1958年8月28日 - )は、日本の批評家、民俗学者、小説家、漫画原作者、編集者である。妻は漫画家、作家の白倉由美。 

 

東京都田無市(現西東京市)生まれ。父が満州からの引揚者だったため、工業排水が混じったドブ川沿いにあり、台風のたびに床下浸水する劣悪な環境の引揚げ住宅で大学入学まで暮らしていた。父は元日本共産党員であったが路線対立で離党した。中学生の時に漫画同人集団「作画グループ」に入会したのがきっかけで、高校1年生より漫画家のみなもと太郎のアシスタントを始める。その後、みなもとの紹介で高校2年生の時にギャグ漫画家としてデビュー。学研の学習誌や『漫画ギャンブル王国』(海潮社)にギャグ漫画を発表するが、大学受験を機に自分の才能に見切りを付けて1年で漫画家を引退。
1981年3月筑波大学第一学群人文学類卒業。大学では千葉徳爾の指導の下で、日本民俗学を研究した(千葉は柳田國男の直系の弟子であったため、大塚は柳田の孫弟子になる)。当初は研究者を目指したが、教官の宮田登に口頭試問で「君の発想はジャーナリスティックすぎて学問には向かない」と引導を渡されて大学院への進学を断念。
卒業後、漫画家の沢田ユキオと雑誌『リュウ』、『プチアップルパイ』(徳間書店)の編集長をアルバイトの身分のまま務める。アルバイト編集者として石森章太郎の担当を1ヶ月ほど務め、この時に漫画のネームの見方について石森から徹底的に指導された。
アルバイトの編集者から正社員の編集者となり、その後、フリーランスの編集者として漫画雑誌『漫画ブリッコ』(セルフ出版発行)の編集長を務めた。この雑誌は現在のコアマガジン発行の漫画雑誌の源流にあたる。ここで「大塚某」という記者名で寄稿した多くの発言が、後の評論家としての大塚の基礎を作った。編集者としては、岡崎京子、白倉由美、藤原カムイ、あぽ(かがみあきら)などの漫画家、映画イラストライターの三留まゆみ等をこの雑誌で発掘したことが業績とされている。また、1985年に創刊された『月刊少年キャプテン』(徳間書店発行、1997年2月号にて休刊)では、『強殖装甲ガイバー』の初代編集者を務めた。同時に、漫画原作者としての仕事も多く、代表作としては『多重人格探偵サイコ』『黒鷺死体宅配便』『リヴァイアサン』『木島日記』『アンラッキーヤングメン』など。自作のノベライズや、映像化や舞台化の脚本も行っている。一方で、大学でのキャリアを断念した民俗学においても執筆活動を行い、『少女民俗学』『物語消費論』『人身御供論』などを上梓。サブカルチャーに詳しい評論家として、論壇で一定の地位を得る。
1988年から1989年にかけて起きた東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件には衝撃を受け、即時に『漫画ブリッコ』での連載コラムで、「おたく」という言葉を発明した中森明夫との対談集『Mの世代―ぼくらとミヤザキ君』を上梓。サブカルチャーが事件を誘発したかのように決めつける風潮に異議を唱え、「(犯人の)彼が部屋に蓄えた6000本のビデオテープをもって、彼が裁かれるのであれば僕は彼を弁護する」「彼の持っていた6000本のビデオテープの中で、実際には100本ほど(約1%)しかなかったホラー作品や性的ビデオに事件の原因を求めるには無理がある」と発言。実際に1990年から1997年に行われた一審では犯人の特別弁護人を務めた(二審以降は弁護団からは距離を取りつつも、一般傍聴人として裁判所に通い続け、2006年1月17日の最高裁での死刑判決時も、傍聴席で判決を直接聞いている)。
評論対象は多岐にわたり、『サブカルチャー文学論』『更新期の文学』『怪談前後』のような文芸評論、『彼女たちの連合赤軍』のようなフェミニズム論、『戦後民主主義のリハビリテーション』のような戦後民主主義論、『少女たちの「かわいい」天皇』『「おたく」の精神史』などの戦後日本論、『戦後まんがの表現空間』『アトムの命題』などの漫画論、『「捨て子」たちの民俗学』『公民の民俗学』『偽史としての民俗学』などの民俗学論、『物語の体操』『ストーリーメーカー』などの創作論、など多彩かつ旺盛な執筆活動を続けている。

 

 

初心者のための「文学」

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